弊社は平成14年の設立以来、常に自動車社会における整備事業の公共性と責務の重大性を認識し、顧客および社会に対する責任を果たす事をミッションとして掲げ、本日まで邁進して参りました。
一企業としてこれまで続けてくることができましたのは、ひとえにご愛顧いただきましたお客様、関連協力企業の方々、地域の皆様、そして献身的な社員あってのことと心より感謝しております。ここに厚く御礼申し上げます。

さて、変化が激しい現代社会。気候変動による地球温暖化、国際情勢が一段と不安定化し、さまざまに社会環境の変化する時代のなかで、いかに事業を存続させていくかは企業にとって大きな課題です。
先の見えない状況であるからこそ、企業は社会の変化に対して常に柔軟であらねばなりません。今求められているのは、変化を恐れず、果敢にチャレンジする姿勢。当社のグループ名であるトランザホールディングスは、「変化」を意味する「トランス」から生まれたものであり、今この言葉に強い使命を感じています。
我々はこの「トランス」に「アップデート」を加え未来につなぐ企業に進化し続けます。

創業以来、貨物系トラックや特殊車両の整備を核に、現在は生コン輸送や一般貨物といった運送業にも着手しました。また、今懸念されている今後の人口減少に伴う外国人就業者招致への取り組みも行い、グローバルな視野と事業ポートフォリオにおいて事業を行っております。
特に整備事業においては、車社会や物流の安全・安心な操業をお約束するべく、技術向上と誠心誠意をモットーに業務に当たってきました。自動車業界とは切っても切り離せない環境問題については、整備事業を通じて排ガス排出削減やフロン排出抑制にも寄与すると共にSDGsにも取り組んでいます。

新しい挑戦が新しい時代を作ると信じ未来へ繋ぐ企業として、お客様そして社会に対して何をすべきか。知恵と行動力で新しい挑戦を続けてまいります。

同時に、その挑戦には社員一人一人の能力を最大限に引き出し、一人一人の社員が誇りを持って働くことができる魅力ある環境づくりを行うことが企業の責務と捉え、「企業の永続的発展と社員と家族の幸せが社会貢献につながる企業」であることを追求してまいります。

共に未来へ！共に世界へ！

いつの時代にもお客様や社会から求められ、選ばれ、信頼され続ける存在になることを目指し、グループの力を結集してさらなる成長と一層の企業価値の向上に努めてまいります。

令和6年4月1日
株式会社ティーエス自動車
代表取締役　齊藤 時彦